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沖縄の地酒『泡盛』その1 泡盛ってなんだ!?

2015.02.09

こんにちは和田です。

今回は泡盛の特集をしたいと思います。

興味のある方は、ぜひご覧下さい!

泡盛とはなんだ!?

酒税法では『いいちこ』や『黒霧島』などに代表される、乙類焼酎に分類されています。

その乙類焼酎のなかで黒麹菌を用いた米麹と水のみを原料にし発酵させたものを、

単式蒸留機により蒸留させた物」を泡盛と呼ぶそう。

黒麹菌とは日本酒や焼酎などに使われる黄麹菌と違い

クエン酸を多く出す事により、泡盛の原料が酸性になり雑菌の繁殖を抑えることから

高温多湿な沖縄での酒造りにマッチした最高の菌だったようです。

泡盛が生まれた当時は黒麹菌を使用したお酒は無かったそうです。

そしてその黒麹菌が分解しアルコールに変える米麹に使われるのは

過去の米不足問題で話題になったタイ米「インディカ米」を使用。

そこも日本酒や米焼酎とは違うところです。

沖縄の地酒『泡盛』酒造所完全網羅!

しかし、現在の泡盛のほとんどがタイ米を使用していますが、実は昭和初期ごろからだそう。

歴史をさかのぼると、沖縄産の米、粟、中国や韓国の米、など様々な原料を使用していたそうです。

なぜタイ米がこれほどまで浸透したのかというと

1、固い米の為、さらさらしていて作業がしやすい。

2、他の米に比べ温度管理がしやすい。

3、当時使っていた米よりもアルコールの収穫量が多い

とのこと。

過去日本では外国米の輸入が禁止だったのですが、沖縄だけ特別に輸入が認められていたそうです。

単式蒸留機とは、下の図のように発酵が完了した『もろみ』を火にかけて

アルコール分だけを沸騰させて、蒸発した物を別の容器に入れるもの

蒸発し貯められた物が泡盛となり残った物はもろみ酢などになります。

単式蒸留機の図

沖縄の地酒『泡盛』酒造所完全網羅!

 

 

泡盛の名前の由来とは!?

現在の沖縄の人は泡盛の事を「シマー」と言います。

沖縄の島で作られた酒なので「島酒」、略して「シマー」。

しかし、昔は「サキ(酒)」と呼ばれていたそうです。

昔の沖縄の人からすれば、酒と言えば泡盛しか無かったので、特別な名前は必要なかったのでしょう。

では、泡盛という名前はどこから来たのか。

現在分かっている歴史の中で一番始めに泡盛の名前が現れたのが1671年。

徳川幕府への献上品の中に泡盛の名前が出て来たそう。

ただし1671年より前にも、沖縄から幕府へ泡盛は献上されていたのですが、

その頃は焼酒や焼酎と書かれているそうです。

1671年に一体何があったのか!?

残念ながらそこまでは分かっていないようです・・・

突如歴史に現れた泡盛という名前。

由来にもまた諸説あります。

1、粟説

過去に原料として使われていた『粟』からの、粟盛が転じて泡盛となった説。

2、サンスクリット説

古代インド語であるサンスクリット語では、酒のことをアワムリ。それが伝来して泡盛になったとう説。

 

3、薩摩藩が付けた説

江戸時代に沖縄を支配していた薩摩藩が、酒を幕府へ献上する際に自分たちの焼酎と区別する為付けた。

4、泡説

昔、蒸留仕立ての酒は、泡を立ててみることで出来がいいかどうかを調べたのだそう。

片手に茶碗を持ち、もう片手で酒を数十センチ上からその器にゆっくり落としていき、泡立を見るというもの。

良い出来具合であればあるほど、細かい泡が盛り上がり、

泡が消えるまでの時間も長かったとか。

このような習慣から、泡を盛る、泡盛という名前が付けられたという説。

現在のところ4の泡説が有力とされています。

泡盛の美味しい飲み方!?

泡盛をすすめると、『泡盛は度数が強いのでちょっと・・・』とか『独特の匂いが苦手で・・・』

などと言われる事も多いです。

もちろん度数が強く香りも独特の泡盛も多々ありますが、飲みやすい泡盛も沢山あります。

ちなみに良くお土産として売られている高級なものは40度を超える物が多いです。

和田も初めは『沖縄の人はこんな強い酒を飲むんだ・・・』と恐れていました。

苦手とおっしゃる方は大体そのような余所行きのバリバリな泡盛を飲んで失敗していると思います。

しかし、意外にも県内で売れている泡盛のほとんどが20度から30度ほど。

そしてそれを水割りで飲む人がほとんど。

泡盛にも女性をターゲットにした飲みやすい物も次々と販売されています。

苦手な方も改めて初心者用の物から初めて頂ければ、きっと美味しく飲めるはず。

飲みやすさNo.1泡盛、和田のおすすめはこちら!

今帰仁酒造 美しきふるさと 20度

沖縄の地酒『泡盛』酒造所完全網羅!

古酒(クース)ってなんだ!?

泡盛の最大の特徴は作られた後で熟成するという事。

泡盛業界では3年以上寝かせて熟成させてから出荷した物が古酒(クース)と呼ばれます。

泡盛に含まれる様々な成分が作用し、時が経てば経つほど熟成が進み味がまろやかに変化していきます。

熟成の年数が長ければ長いほど価値が高いとされています。

過去には200年以上熟成させた物もあったそうですが、沖縄戦でほとんどが喪失してしまいました。

現在ある最古の古酒は識名酒造の所有する150年物とされています。

識名酒造の古酒

左が約150年もの、右が100年

沖縄の地酒『泡盛』酒造所完全網羅!

また、この古酒作りは家庭でも楽しむ事が出来ます。

上の写真のようなカメを買って本格的に楽しむ人も数多く居ます、また瓶を海に沈めて海底熟成させるも人も。

一番簡単なのはビンのまま暗くて涼しい場所に置いておくだけでも熟成がすすもそうです。

どの方法でも度数の高い古酒用の泡盛がおすすめですが、

市販の30度の物でも瓶に入れたまま10年程は熟成がすすむそうです。

子どもが産まれた時に仕込み、20歳になった時に一緒に飲む!なんてのも素敵ですね!

多種多様な泡盛!?

沖縄には2015年現在で48もの酒造所があり、

それぞれが特徴のある泡盛を作るべく日々研鑽を重ねています。

原料はタイ米と麹菌のみですが、

それぞれの酒造所で使用する水によって味が変わると言われています。

また熟成させる入れ物に各酒造所でそれぞれこだわりがあるそうです。

ウィスキーなどを熟成させるホワイトオークの樽で熟成させた泡盛。

温度の変化の少ないホーローの容器で熟成させた泡盛。

昔ながらのカメで熟成させた泡盛。

入れ物が変われば、熟成した後の味も変わってくるようです。

酒造所によって様々な試行錯誤を重ねて、今では沢山の種類の泡盛を楽しむ事が出来ます。

ぜひ自分好みの泡盛を探し、育ててみると面白いですよ!

そんな沖縄の誇る地酒「泡盛」と酒造所。

次回はその全酒造所を一挙大公開いたします!

乞うご期待!!

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