BSAC スキルデベロップメント
様々なダイビングポイントや、これまで潜ったことがないような特殊な地域で安全に潜る為に、
事前に必要な知識と技術を習得し、さらなるスキルの上達を習得するためのコースです。
ダイビングツアーに参加する前には、是非受講しておきたいコースばかりです。
現地に行ってから慌てることのないように、事前に講習を受けることをおすすめします。

ライフセーバー
CPR-AEDとファーストエイドのコースを受けることによってライフセーバーの認定を受けることができます。
CPR-AED
心肺停止など、生命に関わる緊急事態においては、最初の数分間の処置が勝負だといわれています。このトレーニングコースは、いざという時、あわてず冷静に正しい心肺蘇生の処置が行える知識と技術を身につけていただくためのものです。また、近年急速に普及が進んでいるAED(自動体外除細動器)の使用方法を覚えることができます。CPR(心肺蘇生法)とAEDは、あなたの身近な人だけでなく、日常的に接する全ての人々の救命に役立つ可能性があります。
ファーストエイド
ダイバーが遭遇する事故は、ダイビング環境特有のものだけでなく、日常生活の中で生じる擦り傷、切り傷、捻挫、骨折なども少なくありません。このトレーニングコースでは、様々なトラブルに対する応急手当の方法をご紹介します。ファーストエイドの知識や技術は決して専門的な難しいものではなく、むしろ全ての人々が身につけ、日常に役立てるべきものと言えます。
レスキュー
このコースではダイビングに潜在しているリスクを知り、効果的な対処に役立つ知識を紹介し、トラブルを未然に防ぐことを目的としています。また、レスキュートレーニングを通じて潜降、浮上をはじめにダイビングの基礎技術から応用編までも知ることができ、ダイビングの技術もさらに向上させます。
ディープダイビング
深いところに潜ったほうが楽しいとか、深く潜れるほうが偉いとかはダイビングには関係ありません。しかし、その水深に行かなければ見れない生物や、景観がそこにはあるのです。その為には深い水深の持つリスクを知り、リスクを回避する為の方法を知り、十分な計画と準備をしなければなりません。このコースはダイバーの飽くなき探究心を満たすため、さらに活動範囲を広げるためのコースです。
ナビゲーション
水中で進む方向や、今いる場所がどのあたりなのか分からなくなったことはありませんか?ほとんどのダイバーが苦手とするダイビング技術の一つがこのナビゲーションです。ナビゲーションは基本を知れば、誰でも覚えることのできる技術です。目的のポイントや、目撃された珍しい生物を見に行くなど、すべてのダイビングにナビゲーションは役立ちます。計画どおりのダイビングをできるようになるためのトレーニングコースです。
エクイップメントケア
ダイビング器材はあなた自身の安全と、ダイビングスキルの上達に直結していると言っても過言ではありません。このトレーニングコースでは、ダイビング器材の基本的な原理とダイビング前の器材確認方法、さらにメンテナンスや保管の方法などについて学びます。自分専用のダイビング器材の購入を検討している方やレンタル器材で潜っている方にも是非受講して欲しいトレーニングコースです。
ナイトダイビング
昼間とは違う顔を持つ、夜の海。このコースは、眠っている魚や、夜行性の生物や、発光する生物など神秘的な海を安全に快適に潜ることを覚えるためのコースです。水中ライトの効果的な使い方や、暗闇でバディとコンタクトをとる方法、暗闇でのナビゲーションなど、ダイバーしかできない夜遊びをマスターするトレーニングコースです。
ボートダイビング
ダイバーが海に入る方法はビーチからのエントリーと、ボートで沖まで出てからのエントリーです。リゾートの多くのダイビングポイントは、ボートダイビングが中心です。ボート上での注意点、船酔い防止法、エントリーやエキジットの仕方まで、快適なボートダイビングのノウハウをマスターすることができます。ボートを利用するSDC ディープダイビングやカレントダイビングなどの前にはぜひ受講したいトレーニングコースです。
アンダーウォーターデジタルフォト
海の中の景観や、会いたかった生物と遭遇したときの感動の一瞬を記憶の中だけではなく写真として残したい、又、見たこともない生物や、名前の知らない生物を画像として記録することもできるデジタルカメラ。基本的なデジカメの知識や取り扱い、アングルや構図の決め方、撮影テクニックを学ぶことができるトレーニングコースです。あなたが潜ったすべての海をしっかりと記録に残しましょう。
レックダイビング
レックとは「難破したもの」という意味で、世界中の海底には、軍艦や戦闘機などが数多く眠っています。レックダイビングをすれば、そんな歴史を感じるポイントを堪能でき感慨深い気持ちにさせられます。そんな船体の中は暗く、狭く、もろくなっています。侵入可能か否かを判断し、安全に水中の人工物を楽しむためのテクニックを習得するトレーニングコースです。
料金 講習日数 |
ライフセーバー / 1日 要相談 CPR-AED / 1日 要相談 ファーストエイド / 1日 要相談 レスキュー / 1日半 要相談 ディープダイビング / 1.5日 要相談 ナビゲーション / 1日 要相談 エクイップメントケア / 1日 要相談 ナイトダイビング / 2日 要相談 ボートダイビング / 1日 要相談 アンダーウォーターデジタルフォト / 1.5日 要相談 レックダイビング / 1日半 要相談
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サンプル スケジュール |
SDCにより異なりますので、お問い合わせください。 >> お問い合わせはこちら |
集合場所 | ダイビングサービスジャミング 本部店 〒905-0214 沖縄県(国頭郡)本部町字渡久地162 (おきなわけん くにがみぐん もとぶちょう あざ とぐち 162) >> Google マップで見る |
参加資格 |
SDCにより異なりますので、お問い合わせください。 >> お問い合わせはこちら |
開催ポイント | レベルアップコースをより楽しく、より安全に潜っていただくために、波が穏やかで流れも少なく、透明度も良いコンディションの海へご案内いたします。その日の天候や海洋状況によりダイビングポイントを決定いたします。 詳しくは〝ライセンスフォトギャラリー〟をご覧下さい。 |
持ち物 | ダイビングマニュアル、水着、2.4×3センチの申請用カラー写真 (白黒やセピアは不可)
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Q&A
一般にダイビングで見るサメはリーフシャークと呼ばれる小型のおとなしい種類で、ファンも多いほどです。
サメに限らず危険な生き物についての情報は、その海を熟知したインストラクターによく聞いて安全なダイビングを心がけることが大切です。
また、ジンベエザメなど大人しいサメも存在します。ダイバーなら一度は見てみたいと憧れられているほどです。
ただ、外れることはほとんどございませんがライセンス講習(Cカード取得)コースではマスク内にわざと水を入れ、その水を抜く練習を行いますので外れる可能性はございます。
予備のコンタクトレンズや眼鏡もご持参ください。
妊娠中は万が一のことを考えてやめておいた方が良いでしょう。
ただし、45歳以上の方は講習を始める前に診断書をご用意いただく場合もあります。
年齢の下限は、成長期における水圧の影響を考慮した10歳です。
尚、未成年者は親権者の同意が必要です。
ライセンス取得(Cカード取得)コースは、初めての方でも泳げない方でも受講可能です。
上達できるように担当インストラクターがわかりやすく丁寧にご説明いたします。体力的にはある程度は必要となります。
100%ライセンスを発行できるものではございません。必須スキルや学科の筆記テストに合格しなければ取得することはできません。
受講生が満足いく結果となるよう精一杯サポートさせていただきます。
・弊社からご予約確定の際に送付させていただくダイビングマニュアル
・3×4センチのカラーの証明写真
となります。
他に必要なものは水着、ビーチサンダル、着替えなどです。髪の長い方は結べるようにゴムをご用意ください。
ヘアピン、カチューシャなどは、紛失する場合がありますので、あまりおすすめしません。あと日焼けが気になるでしょうから、帽子や長袖の羽織るものなどがあった方が良いかと思います。
※バスタオルに関しましては、弊社にて無料貸し出しております。どうぞご利用ください。
皆様の健康のことを考えると最低でも24時間はあけられることを強くおすすめいたします。弊社では、ダイビング後の飛行機搭乗をされるお客様のご予約を受け付けておりません。
しかし、ライセンス講習の実技ではなく学科講習などの海に潜らない講習内容であればご予約は飛行機搭乗は可能です。
「飛行機に乗る前に買ったお菓子を機内で食べようとしたら、袋がパンパンに膨らんでいた」
「機内で飲んでいたペットボトルを、飛行機を降りてから確認してみたら、クシャッとへこんでいた」
「飛行機が上昇するときや下降するときに、耳に不快感を感じた」
これは飛行機内の気圧の変化によるもの。地上で1気圧(大気圧)となっている大気の圧力は、飛行機が上空に行くにしたがって、どんどん低くなります。
そのままでは人間の体は耐えられないため、機内の気圧を調節する装置で陸上に近い環境がつくり出されていますが、まったく同じというわけにはいかず、やはり1気圧よりも低い気圧となります。
そのため、上空では地上に比べると気体が膨張し、密閉されている袋が膨らんだり、耳が詰まったような感覚になるのです。
スキューバダイビングでは、主に空気の入ったタンクを使用しますが、圧力(水圧)が増えるのに伴い、呼吸する空気に含まれる窒素が、体内の細胞に溶け込んで蓄積されます。
深ければ深いほど、水中にいる時間が長ければ長いほど、体内に溶け込む窒素は多くなります。
浮上して圧力が減ると、余分な窒素は細胞から溶け出し、血流に乗って肺に運ばれ、吐く息と共に体外に排出されるのですが、体内に溶け込んだ窒素の量が多く、浮上による気圧の変化に窒素の排出スピードが間に合わない場合、血液や細胞の中に窒素の気泡が形成され、「減圧症」を発症する危険があります。減圧症になると、マヒやしびれ、関節や手足の痛み、ひどいときには意識不明や死に至ることもあります。
ダイバーは、ダイブテーブルやダイブコンピュータを使用して、体内に溶け込む窒素の量を限度内に留めるようコントロールしますが、これはあくまでもダイビング後に海抜0m(大気圧)の状態で過ごすという考えに基づいたもの。ダイビング直後に飛行機に乗るということは、体内に窒素が溜まっている状態で、急に気圧の低い場所に行くことなり「減圧症」のリスクが高まります。ダイビング後は十分に時間をとり、しっかりと体内の窒素を排出してから、飛行機に乗る必要があるのです。