BSAC アドバンスダイバー

このコースは、ダイバーがガイドとして活動するために必要な知識と技術を習得し、経験を積むことを目的としています。
またBSAC各種コースの正規アシスタントとして活動するために必要な知識と技術を習得することも目的としています。
学科講習では、海洋、気象、減圧症、BSAC ‘88 ダイブテーブル、リーダーシップ、ダイビング事故時の対応を学び、
海洋実習では、ガイドとしての技術、各コース中のアシスタントの技術を学ぶことになっています。

料金 176,000円(税込)
料金に含まれるもの:講習料、保険料、教材費、ドリンク、水中思い出写真、バスタオル(1枚)

  • BSACメンバー賠償責任保険料 + BSAC登録料は含まれておりません。
  • BSACアドバンスダイバーコースは、器材レンタル代が含まれておりません。
    下記価格は、一日毎にかかる費用となります。
    ・フルレンタル ¥3,300(税込)
    ・ウェットスーツ ¥1,100(税込)
    ・BCD ¥1,100(税込)
    ・レギュレター ¥1,100(税込)
    ・マスク、フィン、シュノーケル 各¥330(税込)
    ・水中ライト ¥1,100(税込)
講習日数 最低8日間は必要となります。
サンプル
スケジュール
1日目
AM 学科講習
PM 学科講習
 
2日目
AM 泳力評価+トラブル処理+スキンダイビング評価
PM フルレスキュー評価+基礎スキル評価
 
3日目
AM 海洋実習2dive(ODインターンシップトレーニング)
PM 海洋実習1dive(ODインターンシップトレーニング)
 
4日目
AM 海洋実習1dive(ODインターンシップトレーニング)
PM 海洋実習2dive(ODP or SDインターンシップトレーニング)
 
5日目
AM 海洋実習2dive(ODP or SDインターンシップトレーニング)
PM 海洋実習1dive(ODP or SDインターンシップトレーニング)
 
6日目
AM 海洋実習1dive(ODP or SDインターンシップトレーニング)
PM 海洋実習2dive(ダイドマーシャル)
 
7日目
AM 海洋実習2dive(ダイドマーシャル)
PM 海洋実習1dive(ダイドマーシャル評価)
 
8日目
AM レポート作成and提出
PM 筆記テスト
参加資格
  • BSACダイブリーダー認定(あるいは他団体の同レベル)の認定を受けていること。
  • 20回以上の潜水経験をログブックにて証明すること。
  • 満17歳以上(未成年の場合は保護者の承諾が必要)
  • 現在、病気や怪我などがなく、健康な方が受講可能です。
  • 以下の症状に該当する方は、ダイビングにご参加できない場合がございます。
    “医師の診断書”が必要な場合がございますので、お申し込みをされる前にお気軽にお問い合わせください。
  • 鼻炎などの鼻のトラブル、中耳炎などの耳のトラブル、ぜんそく、肺炎、気胸などの呼吸器系トラブル
  • 糖尿病、高血圧、低血圧、狭心症などの循環器系トラブル、てんかんなどの脳神経系のトラブル
  • 高所、閉所恐怖症、胃潰瘍などの胃腸障害、妊娠されている方
  • 心臓、肺、糖尿病、血圧を抑える薬を常に飲まれている方、1ヶ月以内に手術を受けた方
認定までに
必要な SDC
・LIFE SAVER(FIRST AID、CPR-AED)
・DEEP DIVING
・EQIPMENT CARE
・NAVIGATION
認定までに
必要なダイブ数
50dive
集合場所 ダイビングサービスジャミング 本部店
〒905-0214 沖縄県(国頭郡)本部町字渡久地162
(おきなわけん くにがみぐん もとぶちょう あざ とぐち 162)
>> Google マップで見る
持ち物 ダイビングマニュアル、水着、2.4×3センチの申請用カラー写真 (白黒やセピアは不可)

  • ヘアピンやカチューシャはなくしてしまう恐れがございます。
  • バスタオルに関しましては、弊社にて無料貸し出し(1枚)しております。どうぞご利用ください。

Q&A

サメが怖いのですが、大丈夫ですか?
約250種類もいるサメのうち、人間にとって危険なのは約4~5種類で、これらのサメとは滅多に遭遇することはありません。
一般にダイビングで見るサメはリーフシャークと呼ばれる小型のおとなしい種類で、ファンも多いほどです。
サメに限らず危険な生き物についての情報は、その海を熟知したインストラクターによく聞いて安全なダイビングを心がけることが大切です。
また、ジンベエザメなど大人しいサメも存在します。ダイバーなら一度は見てみたいと憧れられているほどです。
眼鏡、コンタクトレンズを普段使っているのですが?
ダイビングではマスクというものを使用します。眼鏡をかけている方は、マスク装着前に外していただきます。その場合、度付きレンズがございます。ただし全ての視力の方をカバーできるわけでもないので、コンタクトレンズがありましたら、ご持参ください。コンタクトレンズを使用したままの状態でダイビングをすることは可能です。
ただ、外れることはほとんどございませんがライセンス講習(Cカード取得)コースではマスク内にわざと水を入れ、その水を抜く練習を行いますので外れる可能性はございます。
予備のコンタクトレンズや眼鏡もご持参ください。
生理中や妊娠中でもライセンス講習(Cカード取得)はできますか?
生理中のダイビングは問題ないといわれていますが、他のスポーツと同様、生理痛がひどいときは避けたほうがよいでしょう。
妊娠中は万が一のことを考えてやめておいた方が良いでしょう。
ライセンス講習に年齢制限はないのですか?
年齢の上限はありません。70歳を過ぎてもダイビングを楽しんでいる方はたくさんいらっしゃいます。
ただし、45歳以上の方は講習を始める前に診断書をご用意いただく場合もあります。
年齢の下限は、成長期における水圧の影響を考慮した10歳です。
尚、未成年者は親権者の同意が必要です。
「初めて!」「泳げません!」ライセンス取得(Cカード取得)できますか?
もちろんできます。
ライセンス取得(Cカード取得)コースは、初めての方でも泳げない方でも受講可能です。
上達できるように担当インストラクターがわかりやすく丁寧にご説明いたします。体力的にはある程度は必要となります。
100%ライセンスを発行できるものではございません。必須スキルや学科の筆記テストに合格しなければ取得することはできません。
受講生が満足いく結果となるよう精一杯サポートさせていただきます。
準備するものはなんですか?
ライセンス講習(Cカード取得)で必ずご準備いただきたいものは、
・弊社からご予約確定の際に送付させていただくダイビングマニュアル
・3×4センチのカラーの証明写真
となります。
他に必要なものは水着、ビーチサンダル、着替えなどです。髪の長い方は結べるようにゴムをご用意ください。
ヘアピン、カチューシャなどは、紛失する場合がありますので、あまりおすすめしません。あと日焼けが気になるでしょうから、帽子や長袖の羽織るものなどがあった方が良いかと思います。
※バスタオルに関しましては、弊社にて無料貸し出しております。どうぞご利用ください。
ライセンス取得(Cカード取得)をした日に飛行機に乗ることはできますか?
ダイビングした日に飛行機に乗ることはできません。1日に1回のみのダイビングの場合は最低でも12時間、複数日や1日に2回以上のダイビングをした場合は最低でも18時間の陸上での待機時間を取る必要があります。
皆様の健康のことを考えると最低でも24時間はあけられることを強くおすすめいたします。弊社では、ダイビング後の飛行機搭乗をされるお客様のご予約を受け付けておりません。
しかし、ライセンス講習の実技ではなく学科講習などの海に潜らない講習内容であればご予約は飛行機搭乗は可能です。
ダイビング後すぐに飛行機に乗るのがダメな理由を教えてください。
皆さんは飛行機に乗ったとき、こんな経験をしたことはありませんか?
「飛行機に乗る前に買ったお菓子を機内で食べようとしたら、袋がパンパンに膨らんでいた」
「機内で飲んでいたペットボトルを、飛行機を降りてから確認してみたら、クシャッとへこんでいた」
「飛行機が上昇するときや下降するときに、耳に不快感を感じた」

これは飛行機内の気圧の変化によるもの。地上で1気圧(大気圧)となっている大気の圧力は、飛行機が上空に行くにしたがって、どんどん低くなります。
そのままでは人間の体は耐えられないため、機内の気圧を調節する装置で陸上に近い環境がつくり出されていますが、まったく同じというわけにはいかず、やはり1気圧よりも低い気圧となります。

そのため、上空では地上に比べると気体が膨張し、密閉されている袋が膨らんだり、耳が詰まったような感覚になるのです。
スキューバダイビングでは、主に空気の入ったタンクを使用しますが、圧力(水圧)が増えるのに伴い、呼吸する空気に含まれる窒素が、体内の細胞に溶け込んで蓄積されます。

深ければ深いほど、水中にいる時間が長ければ長いほど、体内に溶け込む窒素は多くなります。
浮上して圧力が減ると、余分な窒素は細胞から溶け出し、血流に乗って肺に運ばれ、吐く息と共に体外に排出されるのですが、体内に溶け込んだ窒素の量が多く、浮上による気圧の変化に窒素の排出スピードが間に合わない場合、血液や細胞の中に窒素の気泡が形成され、「減圧症」を発症する危険があります。減圧症になると、マヒやしびれ、関節や手足の痛み、ひどいときには意識不明や死に至ることもあります。
ダイバーは、ダイブテーブルやダイブコンピュータを使用して、体内に溶け込む窒素の量を限度内に留めるようコントロールしますが、これはあくまでもダイビング後に海抜0m(大気圧)の状態で過ごすという考えに基づいたもの。ダイビング直後に飛行機に乗るということは、体内に窒素が溜まっている状態で、急に気圧の低い場所に行くことなり「減圧症」のリスクが高まります。ダイビング後は十分に時間をとり、しっかりと体内の窒素を排出してから、飛行機に乗る必要があるのです。